「努力は最大の武器である」

「普段こういった「自己啓発」系の本は食わず嫌いで読みませんでした。ところが、何故か気が向いてこの本を読んでみて、少々驚いてしまいました。「あー、僕が知ってたり考えたりしていることを書いてるな」と。えげつない表現や、独自のいささか強引な定理、幼稚なロジックも散見できる。しかし、それは「この本を多くの人に興味をもって読ませる」→「実質の理解者を少しでも多く得る」ための計算だったことも、最後まで読んで行くうちに、次第に分かっていきます(詳しく書いたら著者のシンパと勘違いされるので省略)。 僕も高校時代、ある強烈に明確な目標を持って毎日毎日6†10時間勉強し、結果、中学時代までは夢のまた夢としか思えなかった超難関大学に合格できてしまった、という経験があります。「努力は最大の武器である」ことを身をもって体験し痛感したのです。就職後も仕事で忙しい最中、電車通勤中、往復二時間弱の読書だけは続けていました。電車内でぼーっと無為に過ごしている人たちを見て、「せっかく色々なことができるのに、勿体ないことしてるなあ」と感じながら、それを尻目に読書三昧。それが功を奏したのか、日本語の読み書きに関しては、社内では一目置かれ、一定の評価をいただけるようになって久しい。 この本を読んでまた「さらなる努力へのスイッチ」が入りました。非常に久しぶりでした。そのきっかけを、この本は与えてくれました。書かれていることを全部実行してしまったら家庭生活に問題が起きそうだ、と考えたりもしましたが、何かに行き詰まっているひとには、きっと何らかの参考、新たな行動のきっかけになるでしょう。感謝しております」 E.様 東京 30代 男性

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