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【カテゴリー】 ひとりごと

義援金の不思議

先日、ある有名喫茶チェーン店で義援金を寄付したという納付証明があった。約13,500円。今日のラーメン屋でも10万円強の義援金の納付証明があった。でも、ちょっと待てよ。

これって、全部お客さんの小銭の寄付だよね。このコーヒー店もラーメン屋も1円も納めていない(表に出ない形で個人的に義援金を寄付している場合もあるが)。寄付を集めて納めることはもちろんいいことです。しかし、寄付の活動をしましたというだけで、個人や会社の懐は痛んでいない。

これでいいのか? お金はお金、義援金は義援金だが。

今回、一部の教材の売り上げを義援金に回させていただくとお伝えしました。これは、会社の懐が痛むケース。本来、会社の利益となる部分を納付するケースです。

【カテゴリー】 ひとりごと

日本経済復興のシナリオ?

「日本の製造業は戦後、石油ショックを皮切りとする幾多の危機を乗り越え、そのたびに強くなってきた。そして今年3月の東日本大震災でも多くの企業が被災し、窮地に陥っている。過去の「ニッポン神話」を再現し、復活に向けて歩き出すために今、何が求められているのだろうか」 日経新聞のある記事だ。

幾多の危機を乗り越えてきた日本経済は、今度の震災でも乗り越えられるということを言いたいために連載を組んでいるようだ。確かに敗戦からもオイルショックからも日本経済は乗り越えてきた。しかし、何か忘れてはいませんか?

そのときの外部要因ですよ。世界経済の動きですよ。敗戦後の日本は、自力で経済を復興させたのではありません。現実を直視しましょう。敗戦後、日本が急激に経済を復興させることができたのは、朝鮮戦争が起こり、朝鮮戦争特需が発生したからです。ある書籍には、このように書いてある。

「朝鮮戦争特需でトヨタのトラックが飛ぶように売れた」
「ソニーは電波探知機の需要が急増。昭和21年に利益2千円から25年に480万円に」

つまり、このように経済を引っ張る外部要因があったのです。では、お聞きしますが、現在日本経済を引っ張るような外部要因はありますか?

別の角度からお聞きします。現在の世界経済は、1上昇基調、2停滞、3下降基調の3パターンに分けるとしたら、どれでしょうか? 間違いなく2の停滞、そして、現在は3の下降基調になるのでは、という懸念がたくさんあるのです。

EUでは3ヶ国も財政危機に陥っています。アメリカではQE2の出口戦略がどうなるかに注目が集まっています。少なくとも、現時点では1の上昇基調の見込みはないのです。

この外部要因を全く無視して日本経済復興のシナリオを描く? 日本はもう鎖国をしている国ではないので、外部要因を無視して、国内の要因だけで考え結論を出すことが、いかにおバカなことか考えてみましょう。

「希望を持ってはいけないのか?」という声が聞こえてきそうですが、希望的観点で物事を誤って判断し、行動すればどうなるのか? 多大な犠牲を払うことになります。それは太平洋戦争の敗戦が証明しています。

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『消費税 段階的引き上げを』と約70年前の出来事

国内外のこれまでの事例を分析すると、増税は必ずしも景気後退を招いてはおらず、日本が、消費税率を5%に引き上げた平成9年からの景気後退は、税率の引き上げが主な要因とは考えられないとしています

70年くらい前に、こんなことが言われていたのと同じ。

「国内外のこれまでの事例を分析すると、満州国設立が必ずしも国際的な非難を招いておらず、日本が、満州国を設立してからの国際的な非難は、満州国の設立が主な要因とは考えられないとしています」

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ガキの使い

ある宅急便業者に会社名などを印字した通常伝票と代引き伝票を各20枚頼んだ。そうしたら、持ってきたのが通常伝票だけ。それも40枚以上。よく考えたら、まだ代引きの契約はしていない。そこまではいいが、何の説明もなしに伝票をおいていっただけ。

これって例えるとこういうことだよね。小学生の子どもに醤油とマヨネーズを買ってきてとお母さんが頼んだ。スーパーに行ったら運悪くマヨネーズが売り切れ。しょうがないから、醤油を2ビン買ってきて、黙ってお母さんにその醤油を渡す。こういうのをガキの使いと言う。

もう一つ。あるiPhone関連商品を買った。そうしたら、どうも部品が一つ足りないようだ。無くしたとは思えない。そこで電話をして聞いてみた。「先日買った商品なんですけど、部品が一つ入っていないようなのですが・・・」

そうしたら、「それはうちの入れ忘れです」との回答。おそらく、同じような問い合わせがたくさん来ていたでしょうから、話がすぐに通じた。「お名前は?」と聞かれて、答えたら私の住所をすぐに検索して、「すぐに送ります」とのこと。

そのとき思ったこと。顧客を検索して簡単にわかるなら(データベースに入っている)、部品を入れ忘れたと思われる日からミスに気がついた日までの受注データを簡単に検索できるはず。そうしたら、「ご注文していただいた商品に部品を一つ入れ忘れた可能性があります。心当たりのあるお客様は弊社までご連絡ください」とメール一通くらい簡単に送れるだろう。

それなのに、客からクレームの連絡が来るまでボケーッと待っていたのか? こういうのもガキの使いと言う。